花遊庭さんところでばったりお会いした沖田さんのお話しがとても興味深かったので、エニシダを見に行った足でお伺いしてみました。だいたいの場所はお聞きしていたのですが、目標らしいものが無いのんびりした場所なのでたどり着ける可能性は低いかなと思っていた矢先、ふと見ると路傍にワインの瓶が棒にさしてあるのを発見。「ワイン好き」という話を思い出し、もしやと思って瓶をたどってみた先でかわいい表札を見つけることができました。
　昨年11月に引っ越してきたばかりなので、庭造りはこれからというところですが、広大な敷地には裏山があり、そこから流れるせせらぎが小川となり、山菜やキノコの宝庫で、大きなクスの木が見守る古民家には馬屋が残され、おまけにお風呂は鉱泉が湧くというワンダーランド。写真は敷地入り口から家につながるアプローチの風景ですが、花でいっぱいになった時のことを考えるとわくわくします。今後の進捗が楽しみでなりません。

　昨日花遊庭さんでいろいろとお話を伺っている中に、小川から四倉に抜ける道を新しく作っていて、その道路の両側を一面のエニシダが咲き乱れていてステキというのがあったのですが、今朝起きたらとてもいい天気だったので、エニシダの黄色が青空に映えるだろうなーとか考えていたらじっとしていられなくて出動してしまいました。
　GoogleMapでだいたいの位置を予想つけて出発してみましたが、川内村に抜ける399号線を北上してしばらくすると跨線橋をくぐったので「これか」と思ってそっちに行ってみると途中から両側がずっと風に揺れる黄色の花で染まっています。調子に乗って走っていると突然通行止めで慌てました。景色に気を取られて運転していると危ないです。上岡トンネルというのを作っている途中のようで、最終的には四倉インターの近くまで抜けるのかもしれません。広域農道って書いてありました。
　山の上の方を走る道路ですのでスカイラインっぽい眺めが気持ちいいです。エニシダは切り通した道路の法面を安定させるために播種したものかもしれませんが、なんともステキ。車もほとんど走っていないので“ゴールドライン”の風景独占です。

　今日の夕刻、ニュースレターの印刷データを届けに花遊庭さんにお伺いしたところ、示し合わせたわけではないのに次々とOGIの会員さんが訪れ、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
　花遊庭さんのお庭では、バラの花がいくつか咲き出していました。いわきではもうすぐバラが旬。一年で最も華やかな時期がやってきます。庭の片隅には先日の新潟ツアーで購入した山野草を使った寄せ植えが飾ってありました。タイトルは「越後の思い出」。山アジサイ、雪ザサ、風鈴オダマキなどが植えられ、苔の代わりにチドメグサが使われています。八海山を望む風景がまぶたに浮かぶ、思い出いっぱいの一鉢です。

　種も順調に生育していますが、既に植えてあるハスも葉が展開し、かなりハスらしくなってきました。水をはじく様子がなんか素敵で、アマガエルとか入れてみたい気分に。出勤前にヒメダカに餌をやったところ、10匹の魚影を確認。同時確認数の新記録です。ちょっとだけ水の濁りも少なくなった気がします。

　今日は撮影の仕事だというのに雨降りで、夕刻になって終わると同時に晴れてきたというトホホな1日でした。悪寒がするのでまだ明るいうちに帰宅したところ、庭のヤマボウシがずいぶん咲いているのに気が付きました。花っぽくないとか言われるのがオチなので家の人にはナイショにしときます。
　夜、ゆっくり風呂につかっていたら、遠くでカエルの大合唱が聞こえていました。明日はきっと暑くなることでしょう。

　水に入れてから10日以上が経ち、ハス茶みたいに水が茶色く染まってきていたハスの種発芽プロジェクトですが、大きな動きがありました。昨日あたりから種の削った部分が盛り上がってきているのに気づいておりましたが、もしかしたら腐っちゃったりしてふくらんでいたりしてとか懸念していたところ、今朝起きてみたら見事に発芽しているではありませんか。なんか感動的です。水が濁ってきたので心配していたのですが、久兵衛さんが「水を換えない」と言ってたので我慢してましたがその通りでした。文献によると反対側から今度は根が出てくるらしいです。その後芽が10センチくらいになったところで泥に定植。また睡蓮鉢買いに行かなくては。

　フレッツ東日本が夕方頃から広範囲にわたってダウンしている様子で、我が家も困った状態になっています。モバイル用にWILLCOM契約していて良かったです。
　昨日ブナ苗を5本定植したのですが、残り5本も出勤前に定植完了しました。どこに植えるか思案していたのですが、悩んだ末スモモの木に隣接して定植。隣接も隣接で完全にかぶっているのですが、実はこのスモモの木、引っ越してきた当時から大きく傾いていて、ツゲの生け垣に寄りかかって立っている状態なのでした。今後さらに成長した場合、何かの拍子に公園側に倒れでもしたら大問題になりそうなので、もしブナがきちんと成長するようなら、思い切ってスモモを撤去しようと考えているのでした。いかにも春らしい花を咲かせてくれていたのに残念ですが、しばらく様子を見て決めたいと思います。

　先日の新潟ツアーで強烈なインパクトのあった久兵衛さんのお庭のブナ林。美しい樹肌と心地良い木陰が忘れられずにいましたところ、ヤフオクでブナ苗10本を格安で出品していたのでなんとなく勢いで入札してみましたら落札してしまいました。あっという間に昨日到着していて若干途方に暮れていたのですが、今朝早起きして半分ばかり定植してみました。
　正直なところ10本もいらなかったのですが、いっそのこと久兵衛いわき支店を目指して頑張ってみます。2年経過しても全然成長しなかったシラカバを撤去して植えてみましたが、まだ苗残ってますのでどこに植えようか思案中です。久兵衛さんのように寄せ植えしましたので将来株立ちになるといいのですが、いったいどうなってしまうのでしょう。毎度ながら無計画すぎて困ったものです。

　昨年秋に、ギボウシが枯れる頃になるとヒガンバナの葉が出てきていい感じと書いたのですが、ギボウシが葉を広げる頃にはヒガンバナの葉は黄色くなるという見事なコンビネーションを見せてくれました。
　我が家の庭はギボウシが多く、庭木の根締めになっているところも多いのですが、こういうコンビで定植すると四季を通じて幸せかもしれません。ただ全てヒガンバナにしてしまうのは、彼岸の時期になるとちょっと強烈すぎなので、ネリネなんかにしてみるといいかもです。試しに今年植えてみましょう。
　昨年植えたヤマボウシもすっかり葉を茂らせました。でも花は小さいのが1輪しか咲かなかったです。ハナミズキもダメでした。

　セリバオウレンの苗が届きました。すごく繊細な苗なので枯らしてしまいそうな予感でいっぱいなのですが定植してみました。もう少しポットで養生した方が良かったのか、根が回ってしまう前に植えて正解だったのか。やや日当たりの良いところを選んで植えたのですが、うまく成長してくれることを祈ります。