花だけではなく、木々の葉っぱも次々と芽吹いている昨今ですが、我が家もずいぶん新緑が目立つようになってきました。写真はナツグミの新芽。この木は春の芽吹きも早いですが、秋遅くまで葉を付けるので、長い期間緑が欲しいけど常緑樹はちょっと・・・という時にいいかもしれません。樹勢があるので剪定大変ですが。我が家の品種はかなり大きい実が付くので近所で有名だったりします。ちょっとえぐみはありますが、完熟した甘い実は夏の楽しみのひとつです。

　庭の北側に斑入り葉の植物を導入しまくっている最近ですが、斑入りのヒメウツギが仲間に加わりました。開花直前といったところですが、花よりも葉が目立ちます。
　これら斑入り葉効果で、薄暗かったエリアがち明るくなったような気がします。先日植えた斑入りのギボウシが葉を伸ばすのが楽しみです。

　クリスマスローズの鉢植えが旬を過ぎて、投げ売り状態になっていたので2鉢ほど買って植えました。北側に立つシラカシの根締めにと思ったのですが、鉢が大きすぎて根が邪魔して植えられなかったので株分けして定植しましたがこんな時期に株分けしてよかったのやら。このシラカシの木の下だけは赤土で良さそうな土なんですね。宅地造成時、樹木植える際に客土したのかもしれません。
　シラカシだけは元気が良くて、ちょっと油断すると枝葉を伸ばしすぎて家の北側を暗くするので、もうちょっと押さえて欲しいくらいなんですけど。定植したクリスマスローズもうまく活着して成長してくれるといいのですが。

　芝生の雑草取りをしていましたら、見慣れない草を見かけました。多分モミジが発芽したものですね。庭に植えてあるモミジが毎年種をたくさんつけますが、発芽したのは初めて見ました。しかしよりによって芝生の中とは。芝刈りシーズンには刈られちゃうと思いますがしばらくの間そのままで。

　花遊庭さんからいただいたハナニラの花が咲きました。葉っぱはちょっとカールしたニラみたいですが、実に可憐な花です。ちょっと見るとリューココリーネみたいな感じです。ほっといてもどんどん増えて、耐寒性が強いらしいので楽しみです。ウチの土が合ってくれるといいのですが。ホント土悪くて困っちゃいます。

　春の花が寂しい北側エリアに花をと、水仙を植えてみました。香り水仙とかいう原種らしいですがよくわかりません。あちこちの家で水仙やスノードロップが咲き誇っているのを見て衝動買い。スノードロップなんかうちの庭に合うかもしれませんね。
　香り水仙とか言う割に全然香りがしやしません。香りよりも小さな花に惚れて植えたものですので別にいいんですけど、うちの土とかが問題あるとしたら困っちゃいます。
　葉が少ないので来年も育つかどうか分からないのですが、スノードロップの導入も視野に、1年後の造園計画をしてみるのもまたいいものかもしれません。

　すっかり姿をくらましていたギボウシが次々と出穂です。毎年思いますが、土からにょきにょき牙みたいの出してきてなんか痛そうです。虫かと思ったらしく子供が踏みつけて葉をぼろぼろにしてしまったこともありました。
　引っ越してきた時、庭のど真ん中に直径1メートルほどの巨大な株があったのですが、なにかと邪魔すぎるので株分けして庭の周囲に植えたものです。そんなわけで今まで斑のない1品種だけだったのですが、今春、北側エリアに新たに斑入り品種を2種ひっそりと定植してあります。そちらはまだ芽の先がちょこっと顔を出したばかりですが、夏場のイメージがずいぶん変わるのではないかと期待しています。

　あちこち花開く中、やっぱり咲いていましたバイモユリ。植物全体がグリーンで、かなり地味な花ではありますが、その楚々とした姿がまた魅力です。日曜日は風がかなり強かったので、なんか茎に擦れた跡があったりしてちょびっと痛々しいです。雨も降りましたし、天候がどうにも安定しません。

　20度を超えるぽかぽか陽気でずいぶんと庭の様子も変わってきました。先日咲き出したスモモが満開です。サクラと違って開花前に葉が出るのでちょっと見栄えは悪いのですが、いかにも春だなーという雰囲気を醸し出すのはさすがバラ科植物。香りでもあればサクラにはない魅力が出せるのでしょうが、今日は風も強くてよくわかりませんでした。例年鳥や虫の被害できちんと結実したのを見たことはほとんどありませんが、スモモの実がいっぱいついたら楽しいですね。