春爛漫の陽気が続き、木々も新芽を出し始めているようです。ソメイヨシノはちょうど盛りですし、世間ではチューリップなんかも咲いているんでしょうね。ウチではクリスマスローズ以外はどうにも地味な状況ですが、かろうじてイワウチワが咲いているのを見つけました。地に咲く桜みたいで素敵です。

　会員の葉田野さんから春のお便りが届きました。玄関前のお写真ですが、ポット植えの水仙がちょうど見ごろ。まるで来訪者に微笑みかけているようです。奥に見えるのは花桃でしょうか。ムスカリも見えますね。昨年お伺いしたときには珍しいムスカリの数々を見せていただきました。
　もうひとつお写真を送っていただきました。右下の写真ですが、紅白絞りのツバキをよく見ると葉の先端が弁状に切れ込み、金魚の尾のような形になっているのがおわかりでしょうか。「金魚葉」と呼ばれる久留米ツバキです。写真上部に見えるくねくね曲がった植物は雲竜枳殻（ウンリュウカラタチ）というミカンの一種です。ユニークな植物たちの楽園ですね。

　ここ数日、一気に春めいてきて、いわき市内の桜はずいぶん咲いてきました。我が家のスモモも満開ですが、公園向こうの桜も今日咲いていたのが見えました。入学式シーズンにぎりぎり間に合うかもしれません。クリスマスローズも花柄をさらに伸ばして、満開の状態が続いています。手はかからないし花期は長いし、庭に手をかけられない人にもってこいの花で、ホント助かってます。高いのでなかなか手が出せませんが、一つくらいダブルの品種が欲しいところです。

　今日は公務で湯本まで外出したのですが、1時間ほど待ち時間があったのでかつてのモンペールまで足を伸ばしてみました。ミモザ終わっちゃったかなと思いましたが、いつもの春同様、たわわな黄色い花が歓迎してくれて感激。道路向かいの山には、谷重さんが手がけていた遊歩道の整備が続けられていたのも嬉しい限りです。辺りを歩き回っていましたところ、ばったり現在のオーナーさんとお会いし、お話を聞くことが出来ました。ホント怪しい男が突然訪問してしまってすみません。つい最近、谷重さんが来ていていろいろ手伝っていたそうです。4月29日には新オーナーさんによってペンションが再開されるとのこと。谷重さんの思いを継いでくださる方に譲り受けられて本当に良かったです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。