今年は紅葉を見にどこかへ行こうと考えていましたが、結局休みをほとんど取れずに晩秋を迎えてしまいました。我が家ではモミジが色づくのはまだ少し先になりますが、ハナミズキが紅色に染まっています。高校生になる娘が小学校卒業の際に植えた卒業記念樹で、あっという間に大人の背丈を超える成長を見せた割にさっぱり花が咲かないあたりは当の本人と良くにた木だなと常々思います。
秋が深まるのは早いもので、11月に入ってストーブ出しちゃいましたよ。テレビで塔のへつりの紅葉を中継してましたが、朝晩の冷え込みを感じる今日この頃、拙庭の木々もすっかり秋色になり、芝生の上は落ち葉だらけです。芝生もあちこち色を失っていていよいよ冬支度の様相です。今年は忙しさにかまけて芝刈りをずいぶんさぼってしまいました。そのためあちこち軸刈りになってしまい、来春きちんと揃ってくれるかどうか。反省の多い今年の庭手入れでした。
日がすっかり短くなり、落ち葉が目立つようになってきました。庭の芝生もあちこちで緑を失い、庭全体が冬支度を始めています。ほとんど何もしなくても元気なメダカたちですが、睡蓮鉢に忍び寄る怪しい影が。しゃがんで庭仕事をしていると突然頭をぶつけてきてびっくりさせられる隣のネコです。メダカにとって緊急事態ですが、当のネコは睡蓮鉢の水飲んで帰っちゃったりしてます。濡れるの嫌なのかもしれませんね。
ここしばらく自分ちの庭の手入れもできず、秋の訪れによって芝生の成長が止まったのが幸いといった情けない状況なのですが、窓から覗くと蕾の状態で植えていたリンドウが鮮やかな青色を咲かせていました。青い花はいいですね。高橋永順さんのフラワーアレンジをふと思い出したり。品種はよくわからないのですがミヤマリンドウでしょうね。もうちょっと背が低く控えめに咲くといい感じなのですが、元々鉢物として生産されていたものですので今年のところはやむなしです。花の小さめな品種を今後探してみることにしましょう。西を向いた山砂斜面に植えましたが、乾燥しすぎて来年はダメになっちゃうかもしれません。ハイゴケの頑張りに期待です。
日に日に秋が深まっていますが、ちょっと寂しげになってきた秋の庭に彩りを添えてくれる秋明菊。決して派手さはないですが、窓から見える楚々とした姿に心和むこともしばしば。たまにはのんびり庭を眺めながらお茶でもいただきたいところです。
今年もお彼岸に合わせたかのように庭の彼岸花が開花しました。花の少ない拙庭において、こんな花でも咲くのが嬉しいらしく、家人にはやたらと好評です。ところで今年の春先に小学校の卒業記念として黄花の彼岸花とやらを購入して植えてあるのですが、さっぱり姿を見せていません。おそらくリコリスか何かかと思うのですが、一緒に咲いてくれたら良かったのになとちょっと残念。もしかしたら枯れちゃったのかもしれませんけど。
昨日遅くに帰宅すると玄関先にホスタの株が！ 実は春のオープンガーデンツアーの際に、佐々木さんからホスタ交換しましょとのお話をいただいており、先月増えすぎたホスタを１株掘り出した際にお届けしていたのでした。斑入りの方が明るくていいなーと以前から思っていたので有り難く今週末に定植させていただきます。今夜お礼の電話をしようと思っていたらまた帰りが遅くなってしまったので明日の昼にでもお電話しなくては。どうもありがとうございました。
先日お伝えしましたホスタ等の害虫被害。その後も収まる気配がなく、殺虫剤も効果無しです。ちょっと見ていないうちにもうひとつの小型ホスタ「グラウンドマスター」がえらいことになっていました。あまりの惨劇に声を失いましたが、写真を撮ろうと近づいてみましたところ、小さなコガネムシが食事の最中。おまえの仕業だったのか！ 写真左下の黒い虫が犯人です。現行犯逮捕しました。
庭の手入れを始めてみると、ほったらかしの影響がかなり出ていました。ヤブカラシが木の上までつるを這わせていたのにはがっかりでしたが、先日植えた西側通路の植物が虫に食害されていました。特にひどかったのがホスタ。ネキリムシの仕業でしょうか、葉っぱが落とされて残りはわずかに三枚。慌ててオルトラン粒剤をまきましたが間に合うかどうか。連日猛暑が続きますが、虫だけは元気なようです。
